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鉄馬の事 [鉄馬]

オートバイの事を鉄馬と言う。鉄の馬?確かに出力を馬力とか言いますね。(~_~;)

オイラの年代では、排気量の大きい小さいは別にして、高校のクラスの半分以上は免許を持ち、鉄馬に乗っていた。また、暴走族最盛期で連合なんてのも存在した。オイラも横道に逸れずに、皆と同じ道を歩いた。皆と違う事と言えば免許を持たずに乗っていた点だけだった。当然そんな輩を神様が許すはずもなく、無免許運転で御用となったのは、言わずもがなである。

20歳を過ぎ周りが車という武器を手にし始めた頃、16歳の頃の悪行を恥、教習所に通い詰め自動二輪免許を取得した。当然オイラが20歳過ぎなのだから、この頃は中型免許しか与えてもらえなかった。悪事をせずに真面目に鮫洲(東京の免許センター)に通い詰めれば、大型免許を取れたのに!実際無免許運転で御用になるまで、免許センターで一発技能試験を受けていて、教習コースを1周出来るまでになっていたので、本当に勿体無いことをした。20歳過ぎで中型免許を取得してから7年間は鉄馬がオイラの旅の相棒だったが、28歳で結婚し家族が出来て鉄馬を降りた。その後の移動手段は鉄馬から四輪車となった。

自動二輪の中型免許とは、排気量の400ccまでのバイクを乗れる免許の事で、教習所を卒業すれば技能試験は免除になる。しかし自動二輪の大型免許になると教習所では実技教習がなく、直接免許センターの技能試験を受け限定解除審査に合格するしかなかった。その合格率と言ったら一桁の%であった。しかし暴走族の最盛期を過ぎ長い期間を経て、ようやく教習所での技能教習を受けて合格すれば、免許センターでの技能試験は免除され自動二輪大型免許を手にする事が出来るようになったのだ。1975年から1996年までの約20年間、鉄馬冬の時代の終焉である。しかしオイラは30歳から45歳頃までは、鉄馬の事を気には掛けていたのだが、大型免許を取ってまで乗ろうとは思ってもいなかった。(子供にお金がかかっていたのが本音だが)

しかし転機が2003年に訪れた。友人数名がいきなり自動二輪大型免許を、いや、バイク免許が無かったので中型免許を取り、直ぐに大型免許へとステップアップして大型鉄馬乗りになったのだ。そんな彼等と呑むと、当然ツーリングの話やバイクの話ばかりになった。彼等からは「大型免許を取れば?」とは言われた事が無かったが、彼等の鉄馬への想いが、オイラの背中を押したのは間違いなかった。オイラも鉄馬への想いが沸々と湧いて来たのだ。もう湧き上がるこの想いを誰も止める事が出来ない。16歳の頃のあの想いをもう一度、今度は合法的に大型免許をを手にして!中型ポニーでは無く、排気量制限の無い大型鉄馬に跨る事を決めたのだった。

大型自動二輪免許取得後の相棒達を紹介しよう。


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2003年1月から2006年10月まで3年10ヶ月乗った相棒。 KAWASAKI ZZR1200 フィリピンからの逆輸入車。大型バイクと言っても、国内仕様だと時速180kmで燃料カットされてしまう。なので逆輸入車を購入。なので?燃料カットが嫌なのか?そうだよ!大型バイクをフルスルットルで走って見たかったのさ!この鉄馬は無茶苦茶速かったぁ〜。日本車って凄いな。
海岸の画像は、気仙沼の漁港内。あの景色に早く戻る事をお祈り致します。


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2006年10月から2009年2月まで乗った外国産銀馬。BMW K1200R。この子はデビュー前、発表直後から一目惚れした鉄馬。フルカウルのZZRよりもネイキッドタイプに乗りたくなって、中古で購入。中古と言っても3,000kmしか走っていなかった。それを外装を付けたり、HIDを入れたりパニアケース、シート、リアとランクを海外から輸入したりと、すごい改造もした鉄馬。余りにも想い入れがあり、親友に御願いして購入して頂きました。なので、いつでも逢う事がことが出来る。九州ツーリングを行った最高の鉄馬でした。


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2009年3月から2010年9月まで乗った銀馬。(意識をしていなかったが、銀馬が多いなぁ)これもドイツ馬で、BMW R1200GS アドベンチャー。突如としてツインエンジンを乗りたくなり、また、エンデューロバイクにも興味があったので中古で購入。BMWは新車だとまるで手が出ない値段。エンジンはよく走るので、フルオプションの出物を探したのだ。この子は本当に乗りやすい!大人の鉄馬だった。走り出すとその巨体は嘘のように扱い易くなる。コーナーも綺麗にトレースするが、止まっている時は鉄の塊!ちょっと斜めの所に止めるとバイクを起こせない。1年半しか乗らなかったが、北海道を3日で一周した超ロングツアラーバイクでお気に入りのバイクだった。もうちょっと大人になったらまた乗りたい。(笑)


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現在の愛馬。イタリアの種馬?DUCATI MULTI STRADA 1200S。その美しさに一発でメロメロ。BMWの1200GSアドベンチャーでエンデューロバイクの乗り易さには十分に体験していたので、DUCATIもエンデューロバイクしか興味は無かった。2010年世界で最も美しいバイクの栄冠になったバイクだ。この画像は3月11日震災時に房総で撮った、危機一髪の画像だ。


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今年のGWに行った、四国ツーリングの画像。四万十川の緩やかな流れに心が洗われた。




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